HEALTH MANAGEMENT

健康企業宣言

社員の健康を守り、誰もがいきいきと
幸せに働ける職場環境へ

二期の健康経営の理念は『健康がつむぐ、良き出会い、良き仲間、良き仕事』​
“A sound mind in a sound body.”(健全な精神は健全な肉体に宿る)​。​
「社員の健康を守り、いきいきと幸せに働ける職場環境をつくる」ことを​
目的として取り組んでいます。​​
社員の健康は、会社が責任を持って守っていくべきものだと、​
二期は本気で考えています。

株式会社二期
代表取締役社長 奥村 茂和

弊社では2021年から健康経2021営に取り組み、経済産業省が定める「健康経営優良法人」に2022年から4年連続で認定を受けています。
さらに2025年度から新たに設定された中規模法人上位 501〜1500社の「ネクストブライト1000」にも選定されました。
また、スポーツ庁が設定する「スポーツエールカンパニー」も4年連続で認定を受けています。

認定取得

  • ▶ 健康企業宣言 銀の認定​
  • ▶ 健康経営優良法人認定取得 2022〜2025
  • ▶ ネクストブライト1000
  • ▶ スポーツエールカンパニー 2022~2025

健康経営推進体制図

代表取締役社長を健康管理最高責任者として、取締役、役員、健康づくり担当者、健康経営エキスパートアドバイザー、産業医と連携を取りながら、保険者等が提供している施策や情報を活用して健康経営に取り組んでいます。

健康経営推進体制図 健康経営推進体制図

健康経営戦略マップ

健康課題を解決するための重点施策を設定した上で、目標達成に必要なプロセスを指標化しています。

健康経営戦略マップ
SLIDE

健康経営の実施により期待される効果

2021年より従業員の健康を真摯に考え健康経営に取り組んでいます。
働きやすい職場環境を整備していくことで、従業員の心身の健康増進はもとより、ワークエンゲージメントの向上、
プレゼンティーズムの改善、生産性の向上、企業ブランド価値創造など多面的な成果を期待しています。
年を追うごとに従業員の健康意識も高まり、自発的に取り組む姿勢も見えて来ました。

こうした好循環は社会課題の解決と企業価値創造を両立させる基盤となります。
定期的な効果測定と改善サイクルを回し、社員と企業が共に成長する未来を描きます。

目的とゴール

社員が健康でいきいきと幸せに働ける環境づくりには、まず社員自身が健康的な毎日を送ることが重要です。
これを実現するための指標として、「アブセンティーイズム※1の減少」「プレゼンティーイズム※2の改善」「ワークエンゲージメント※3の強化」を掲げています。
これらは株式会社二期の健康経営を推進するための基本方針として策定しました。
各指標の現状および今後の目標の詳細は以下の通りです。

  • 従業員が心身の不調などにより、遅刻や早退、欠勤、休職によって職場を離れる状態のこと
  • 従業員が健康の問題を抱えつつも仕事(業務)を行っている状態のこと
  • 従業員が仕事に対して情熱や誇りを持ち、熱心に取り組み、仕事の活力を感じるようなポジティブで充実した心理状態

従業員の意識変容・行動変容に関する指標

従業員の意識変容・行動変容に関する指標
SLIDE

アクションプラン

ゴール達成に向けた取り組み目標を計画(アクションプラン)を策定し、社員一人ひとりの日々の実践につなげていきます。

アクションプラン
SLIDE

年間計画

健康経営の成功のカギといえる年間計画においては、15分野23項目にわたる評価項目を設定し、健康経営実現に向けたロードマップを策定しています。
ワーク・ライフ・バランスの推進を始め、職場の活性化、従業員の健康増進施策、感染症対策、喫煙対策など、多岐にわたる取り組みの実施を計画に組み込み、従業員の参加を促します。

健康課題と取り組みの成果

参考Data ①運動実施率

当初の健康課題であった「週1回以上の運動実施率」は、2022年度に41%だったが、取り組み推進の結果、2023年度に65%に向上。

健康課題

週1回以上の運動実施率が48%(2022年度)と全国平均52.3%以下だった。

取り組み内容

週2回の専門のトレーナーによる多彩な運動プログラムを実施したほか、社内交流イベントなども開催。

成果

2023年度は運動実施率は48%から65%と向上。(但し2024年度は41%に減少)

健康課題と分析

2023年度は運動実施率は48%から65%と向上したが、2024年度は41%に減少。
ジム以外での運動イベントの参加者は増えており、運動意識は向上しているものの社内のジム利用を促進する仕組みづくりを工夫する必要がある。

  • ▶ 従業員の主体的な運動を促進する部活制度の活用
  • ▶ いつでもジムを利用できるようレンタルウェア設置
  • ▶ 運動を通じた健康改善と社員のコミュニケーション促進
  • ▶ 参加が多い時間帯の運動プログラムを強化
  • ▶ 従業員と運動インストラクターの交流促進
運動実施率と合計参加者の推移
ワークアウト平均参加者数2023-2025
参考Data ②朝食欠損率

朝食の欠食は生活リズムの乱れや栄養不足を招き、プレゼンティーイズムや体調不良につながります。
健康経営では、朝食欠食率の把握と改善施策(朝食支援・教育・社食提供等)が、従業員の健康保持・業務効率向上に有効と考えています。
数値での可視化と分析を重ね、改善に向けた取り組みを検討しながら実施しています。

朝食欠損率の推移
2022年 2023年 2024年 2025年
69.7 70.6 58.1 53%以下
  • 算出方法健康サーベイから算出
  • 対策置き型社食の導入
「朝食欠損率」に関する課題

「朝⾷抜きが週3回以上ある」者が58.1%と全国平均19.6%より高い値である。

成果

2022年69.7%、2023年度70.6%と全国平均より大幅に良くないスコアでしたが、定期的な食改善の情報発信と、「料理を学ぶヘルスフード講座」の開催を続け社長、役員も参加し毎回参加者は20%を超え、 2024年度は58.1%と改善が見られました。

今度の目標

ヘルスフード講座の参加率を25%への引き上げを目指すと同時に、置き型社食の導入により社内でも 健康的な朝食が摂取できる環境整備を整えていきます。本年度の目標は全国平均の53%以下を目指します。

参考Data ③ベジチェック測定値
(食改善)

カゴメ株式会社が開発した手のひらをセンサーに当てるだけで、野菜摂取レベルを推定できる機器を活用した「ベジチェック®」側定を実施。
皮膚カロテノイドを測定して推定野菜摂取量を可視化し、利用者の野菜摂取促進の行動変容を後押しするツールを利用し、野菜摂取の意識向上を図ります。

ベジチェック測定の変化と目標値
「食改善 : 野菜摂取」に関する課題

2023年から測定値4.5→5.7と毎年少しずつ野菜摂取量の平均値が向上しています。しかし、国が推奨している1日350gの野菜を摂取するためには測定値7.5が必要です。

成果

測定後 1ヶ月後に再度測定し、数値が改善した社員に景品を出すなどしてイベント化。社内の関心を高め、野菜を食べる行動変容を促進。社員からは「次の開催はいつですか?」と多くの声が上がるようになり野菜摂取に対する意識の向上が見られています。

参考Data ④社内喫煙率

喫煙率は29.5%で全国平均25.9%以下よりは高い値です。

取り組み内容と成果

2022年27%、2023年度29%、 2024年度29.5%と全国平均より大幅に良くないスコアです。喫煙禁煙に関する情報発信と、禁煙プログラムを開催し5名が参加し内2名が禁煙に成功しましたが、依然として全体の数値は改善の余地があります。

今後の改善点

2025年は新たに「禁煙外来費用補助制度」を導入しさらなる喫煙率の低下に挑みます。
目標は全国平均25.9%以下を目指します。

メンタルヘルス対策、高ストレス者への対応

ストレスチェックの他にメンタルに関するアンケート調査、産業医との相談窓口を設置したりと、
心身ともに健康な職場づくりに取り組んでいます。

健康課題
予防
  • ①社員の負担が増えない範囲で、ストレス原因を見つけるアンケート項目を設ける
  • ②ストレスチェックの集団分析

ストレス原因を抽出することが課題

対策
  • ③産業医の面談が可能であることの周知と利用促進
  • ④オンライン診療にて精神科、心療内科が受診できることの周知
  • ⑤働く人の相談窓口「こころの耳」の再周知

効果的な周知方法の検討が必要

分析
  • ⑥高ストレス者数、傷病手当金の給付者数、私傷病休暇の日数、年度内休職者数、
    傷病による退職件数などの経年データ分析と効果評価を行う

健康施策の主な取り組み

運動支援と運動機会の増進

スポーツの積極的な導入を目的に社内専用ジムを設置

スポーツの積極的な導入を目的に社内専用ジムを設置
スポーツの積極的な導入を目的に社内専用ジムを設置
スポーツの積極的な導入を目的に社内専用ジムを設置

本社ビルの地下に、最新のトレーニング・マシン、格闘技用リング、ラウンジ、シャワールームを備えた社内専用ジム「NIKI SALON」を設置しています。
コロナ禍でスポーツジムが次々と閉鎖され、運動の機会や場所がなくなっていったことをきっかけに、従業員が身体だけでなくメンタル面でも健康でいられるよう、運動機会の創出を目的に実現させました。

NIKI SALONは、ワークアウトスペースにとどまらず、社内外の人々の交流の場として、
またアスリートが集まるコミュニケーション空間としても活用しています。

社内ジム「NIKI SALON」の開設

社内ジム「NIKI SALON」の開設

  • 専門のトレーナーによる
    多彩な運動プログラムの実施(筋トレ、キックボクシング、ヨガ、ピラティス、ラン、ボディメイク、縄跳び、女性専用クラスなど)
スポーツ活動の推進

スポーツ活動の推進

  • 社内部活動
ボディケア・タイムの導入

ボディケア・タイムの導入

  • 社内で受けられる出張整体
  • 整体チケットの配布
健康サポート施策

健康サポート施策

  • 健康習慣に関するコンテンツの定期配信
    (社内SNS、社内報)
プログラム/ワークショップ実施

プログラム/ワークショップ実施

  • 味噌作りワークショップの開催
食生活の指導

食生活の指導

  • 食育指導士・食育アドバイザーによる
    食生活改善サポート

社員の健康増進や
社内コミュニケーション活性化のため、
上記のほか、さまざまな
健康施策に取り組んでいます。

社員の健康増進
▶ 健康セミナーの開催
▶ 女性の健康課題に関する知識研修
▶ 健康的な料理を学ぶヘルスフード講座の開催
▶ 健康的な食事支援のための昼食チケットの配布
▶ ベジチェックの導入、チャレンジ開催
▶ 血管年齢、体組成測定
▶ 健康習慣に関するコンテンツの定期WEB配信
▶ トレーナー指導によるオフィス内ストレッチ
▶ バランスボールの導入
▶ 禁煙チャレンジプログラムの実施
▶ 健康アンケートの実施
▶ オンライン診療の提供
▶ 置き型社食の導入(予定)
▶ ストレスチェック
▶ 健康アプリの活用
▶ ファスティングプログラムの実施
▶ 禁煙チャレンジプログラムの実施
スポーツの積極的導入
▶ スポーツイベントへの参加(マラソン大会、ゴルフコンペ、スパルタンなど)
▶ スポーツイベントの開催(フットサル、高尾山登山など)
▶ スポーツ観戦プログラムの実施
▶ アスリートを招いての交流
▶ レンタルウェア設置
社内コミュニケーションの活性化
▶ 社交場としての屋上庭園テラスの設置
▶ 定期的な食事会やイベントの開催
▶ ウィークラリーイベント開催
▶ 社員旅行の実施
▶ ボランディア活動への参加

目標値と指標

従業員の主体的な健康づくりの促進や環境づくりを通じて、健康で活力あふれる従業員を育んでいく。
そして、従業員1人ひとりが業務でのパフォーマンスを最大限に発揮する。
こうした健康経営の実現のために、健康診断の実施率、運動実施率、ストレスチェック受検率などの重要指標を設定し、着実に目標値を達成させながら改善につなげていきます。

健康関連指標の変化と目標値

健康関連指標の変化と目標値
SLIDE

従業員の声

男性【入社4年目】

ワークアウトは週2回開催し、当日参加OKなので、仕事がたまたま空いた時でも利用できるのは嬉しいですね。途中退席もOKなので利用しやすいと思います。ジムが空いてる時間はいつでも使えるので助かります。

女性【入社5年目】

女性トレーナーによる女性専用のプログラムがあるので、運動初心者でも気軽に参加することができます。定期的に開催されるベジチェックやファスティング・プログラムなど食生活の指導があり、健康への意識が高まりました。

「ブライト 500」の取得を目指します!

経済産業省が推進する「健康経営優良法人認定制度」において、
中小規模法人部門の上位500社に与えられる「ブライト 500」の取得を目指して健康経営を推進して参ります。