このたび弊社では、箱根・宮ノ下に約4,000坪の渓谷を購入致しました。
早川渓谷沿いに広がるこの一帯は美しい自然の宝庫で、敷地内には箱根七湯の一つである木賀温泉が湧き出ます。
木賀温泉の歴史は古く、12世紀末に源頼朝の忠臣・木賀善司吉成が重病を癒したという伝説に遡ります。
江戸時代には箱根七湯の一つに選ばれ、徳川将軍家への献上湯にも選ばれたほどの名湯です。
明治時代には避暑地として外国人達がこぞって訪れるようになり、富士屋ホテルを始めとして数々の旅館が軒を連ねるようになりました。
購入地に隣接するのは、大正時代に郷誠之助男爵が開苑した「楽遊壽林」。戦前には早川沿いの河原で大園遊会が催され、戦後は吉田茂元首相を始め政財界人が多く訪れた歴史ある場所です。
この場所の歴史を紐解き、土地自身が持つポテンシャルをどのように最大限引き出していくのか。
二期の新たな挑戦がまた一つ、ここから始まります。