京都の伝統的住宅といえば、「京町家」と呼ばれる古民家が有名です。
しかし、この町家がどんどん消滅しつつあり、京都市も頭を悩ませてその保存・活用に様々な施策を打ち出していますが、古い建築の修復は新たに建設するより遥かに膨大なコストと技術を要し、大きな課題となっています。
2017年11月には「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」を制定しました。
2016年度までの7年間で5600軒の京町家が取り壊された一方で、住居や店舗としての需要や、観光客の需要も多く、売買仲介、シェアハウスや店舗、宿泊施設などへの改修、運営代行を手掛ける企業も次々と参入しています。
写真は、とある町家の改修風景。
高い天井に立派な丸太の梁が見えますね。
取り壊して新たに建て直した方が経済効率は遥かに良いですが、長い時を経たものの価値はお金に置き換えることができません。
弊社代表の奥村の出身地でもある京都。
古き良きものを大切に使い続け、未来へと継承していくこと。
京都が誇る文化遺産の継承に、弊社も積極的に関わっていく予定です。
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